概要
走行者の代謝コスト(身体負荷)を軽減する外骨格型装置の開発を行っています. 本支援装置により,日常生活でも積極的に走行を用いることで,人の移動速度の向上を目指しています. この支援装置は走行者に対して,足に並列なバネを走行フェイズに合わせて適切なタイミングで付与します. このバネは着地時に通常では散逸されるエネルギーを内部に蓄積し,踏み込む際にエネルギーを還元することで支援を行います.この支援により,走行時の脚の筋肉が消費するエネルギーが減少し,身体負荷が軽減されます.
業績
- N. Kubota, Y.Hasegawa: "Medial part thickness of wearable device affecting running motion", ROBOMECH Journal, Vol. 6, 2019.
- N.Kubota and Y.Hasegawa: "Running Assistive Exoskeleton with a Side Mechanism", International Conference on Advanced Mechatronics (ICAM), 1A1-11, 2015.