長谷川 泰久

      

ロボット身体化

ロボットの身体化を促進し、人の身体拡張・機能拡張を目指しております。身体化とは、自身の身体に備わっていないものをあたかも自分の身体の一部のように感じ(自己所有感)、自身によってものを操作していると感じる(自己主体感)こととしております。ロボットを対象に身体化を促進することにより、人工物であるロボットをあたかも自分の身体の一部のように感じ、身体運動と連携してロボットを操作・利用ができるようになります。また、何らかの影響により予想どおりの運動が行われていない場合には、早期に気づき対応できることを期待しています。このロボット身体化を促進するために、詳細な体性感覚フィードバックの重要性を確認し、また、視覚フィードバックから人と機構の異なるロボットへの身体化方法について検討を進めております。

距離・外観による身体化への影響

自身の指と同様の動作をする仮想指を手の届かない範囲にあるディスプレイに表示し操作することで、遠隔にあるタッチパネルを直接触って操作しているような操作性を実現するインターフェースを開発しました。操作対象の形状・構造・動作が自身の指と一致することで身体化が促進し、身体近傍空間という人の手の届く範囲にある特殊な空間を遠隔の仮想指周りに拡張することで、タッチパネルを直接操作している時と同様の操作性を実現しました。

没入感の向上と身体近傍空間の拡張

操作者の身体近傍空間をロボットの作業空間にまで拡張することで、中心視野に加えて周辺視野を利用可能とし、双腕の同時操作が可能となるインターフェースを開発しました。ロボット身体化との相乗効果により作業効率が向上するとともに、両手の協調による巧みな作業も可能となります。

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© Intelligent Robotics and Biomechatronics Laboratory